kononori-blog

ブログ移転しました。新ブログを見て下さい。

大和大学 英語対策 2020年過去問公募制マーク試験解説!【受験生必見】

こんにちは。のりおです。

今回は、2020年の大和大学の英語公募のマーク試験の過去問解説です。

問題自体は掲載できない(著作権上)ですので、ぜひ大和大学(http://www.yamato-u.ac.jp/inquiry.html)から取り寄せてください。

問題を解いた後に、解説を見て、どこを勉強して、どこは勉強しなくて良いのかを確認しましょう。合格目指して頑張ってください。

その他の大和大学対策はこちら。 

大和大学公募制推薦入試前期(11/14実施)英語(マーク)

難易度順にA,B,Cでランク付けしています。

Aを全問取れれば7割、Bまで取れれば、9割ほどになります。学習の参考にしてください。

 

大問1

(1)ランクB

訳:あなたのような才能のある男の人が成功するのは当然だ。

文法事項

・It is no wonder :〜は当然だ。(シスタンp.5)

・It is no use Ving:〜しても無駄だ。(Vintage:165)

(2)A

訳:世界はとても早く変化しているので、私たちは最新のニュースについていこうと努力するべきだ。

・keep up with:ついていく(Vintage:1005)

・the latest:最新の

(3)A

訳:私は彼女に何が起こったのかを伝えるよう勧めた。

・encourage 人 to do :人にdoするよう勧める。

・discourage 人 from doing:人がdoしないように説得する。

(4)A

訳:私は今日の仕事の後とても疲れた。

・expire:期限が切れる

・examine:調査する

・excuse:許す、言い訳

・exhaust:疲れさせる。

(5)A

訳:祖父は最近ずっと調子が良く無い。

・late:遅い

・later:後に

・lastly:最後に

大問2

(1)A

訳:音量を少し下げても良いですか?

・Would you mind Ving〜?:私がVするのを嫌がりますか?→私がVしても良いですか?(Vintage:535)

(2)B

その強盗は銀行から走っているところを見られた。

・知覚動詞の受動態:be p.p to do

(3)A

私はこのレポートを今月末までに終わらせないといけない。

・by:までに

・till:までずっと

・in:〜で

・within:以内に

(4)B

徳次郎は今では原宿と言われる場所で生まれた。

関係詞の問題。空欄のあとが主語の欠けた不完全な文であるから、関係代名詞whichかwhatの可能性が残る。

空欄の前には先行詞areaがあるので、答えはwhichになる。

(5)C

私はとても遅い。この仕事は数時間前には終わっているべきだったのに。

hours agoに注目する。助動詞を用いながら、過去の意味を表す場合は助動詞+ppとなる。したがって、4は不適切。

また、1と3は時制は正しいが、this job have finishedとなるので、「仕事が〜を終わらせた」という主述が合わない。よって答えは2

(6)C

ナンシーはその鞄は持ち運ぶには重すぎるとわかった。

1:than carryとなっているため、bagとcarryを比較しているが、名詞と動詞を比較することはできない。

2:of her bags などなら正解。to carryが不要。

3:carry toのtoが不要、全体的に意味が通らない。

4:too-to〜構文:〜すぎて-できない。

大問3

(1)A

「その靴はいくらですか。」「300ドルです。」

「少し高いですね。」「ええ。280ドルで良いですよ。」

1:乗せてもらえませんか。

2:割引きしてくれませんか。

3:レシピをくれませんか。

4:手伝ってくれませんか。

(2)A

「まあ!誰が窓を割ったのかしら!」「それは私のせいです。」

「」「本当にごめんなさい。」

1:なんて良いことをしてくれるの!

2:そのトラブルにありがとう。

3:あなたにあげるには高すぎます。

4:あなたはもっと注意するべきよ。

(3)B

「」「公園まで。」「この暑さで?」「他にいくところがなかったんだ。」

1:どこにいく途中なの?

2:好きな場所はどこ?

3:どこに行ってきたの?

4:どこでバーバラと会ったの?

最初のB:to the parkから、go to the park かbeen to the parkの可能性が残り、2と4は不適切だとわかる。B:i had no other place...から、過去のことだとわかるので答えは3

(4)B

「姉妹?とても似ているね。」「実際には違うの。」「よく一緒に出かけたりするの?」「ええ、実は昨日の晩は一緒に映画に行ったの。」

1:私たちは、親友よ。

2:姉妹です。

3:姉妹では無いです。

4あなたがそう思うのも当然ね。

(5)B

「モントゴメリーバスです。どうしましたか?」「フィラデルフィア行きのバスはいつか教えてもらえますか?」「ええ」「午後はそれらのうちどれだけが出発しますか?」

1:午後8時です。

2:バス次第です。

3:飛行機の方が早いでしょう。

4:1日に8つのバスが出ています。

話者B:how many of them leave... から直前に複数を表す名詞が必要になります。

選択肢の意味的には、1も2も可能そうに見えますが、会話文問題では後ろにもヒントがあるのでしっかりと確認しましょう。

大問4

(1)A

The country want to (1) waste ...となっているので、その国はゴミをどうしたいかが(1)に入ります。

・produce:生み出す

・deduce:推定する

・induce:誘引する

・ reduce:減らす

deduce, induceはやや難しいですが、reduceの意味をきちんとおさえておくと回答できます。

(2)A

Single-use plastics (2) bags ,straws, and cutlery.

single-useで「使い捨ての」と言う意味です。知らなくても問題を正解することはできます。

・include:含む

・conclude:結論する

・exclude:除外する

・preclude:妨げる

precludeは覚えなくて大丈夫です。それ以外3つは頻出ですのできちんと暗記しましょう。

(3)A

第3段落1,2文目

訳:毎年、カナダでは3百万トン以上のプラスチックを捨てている。カナダはそれらのたった10%しかリサイクルしていない。

よって、30万トン以上をリサイクルしていることがわかります。

millionが100万という意味であることを正確に暗記しましょう。

(4)B

its country of originは直訳すると「起源のその国」となります。

 

6段落

訳:トルドーのアナウンスは他の近年の出来事に続いている。マレーシアやフィリピンは何トンものリサイクルできないゴミをそれが生まれた国に送り返すつもりだと言った。

選択肢

1:リサイクルできないプラスチックゴミを多く使用している国

2:使い捨てのプラスチックを発明した国

3:プラスチックゴミを輸出した国

4:使い捨てプラスチックを禁止しようとしている国

1と3でやや判断に迷いますが、文脈に合うのは3になります。

(5)A

1:訳:カナダでは毎年プラスチックゴミによって100,000の海洋哺乳類はカナダで死んでいる。→第3段落3文目are killed or injuredとなっているので、死んでいるか、傷つけられているのが100,000匹いるということになります。

2:訳:私たちは、プラスチックゴミを確かめるために子供を海辺へ連れて行くべきだ。→該当する箇所なし。

3:訳:カナダとインドは近い将来使い捨てのプラスチックを禁止する計画である。→第5段落にカナダとインドの記述あり。

4:中国は2021年までにプラスチックゴミの輸入を締め出すつもりだ。→2021年までにヨーロッパ連合はプラスチックストローや容器を禁止することに決めた。2021年でひっかけている。

(6)A

1:子供のために環境を守ろう。

2:プラスチックによって殺される鳥類や海洋哺乳類

3:プラスチックゴミを輸出するのを止めろ

4:カナダは使い捨てプラスチックを禁止するだろう。

1段落と最終段落はカナダについての記述であり、その途中で様々な話題に触れている構成になっている。

大問5

(1)C

どれもvanの意味としては正しいので、文脈判断で最適な意味を回答する問題です。

1:商人が使っていた馬が引く車

2:中規模の箱型の車

3:軍隊や行動の先頭

4:人やものを運ぶ鉄道貨車

ガンジーはプレトリアで電車に乗っていて、白人しか座ることを認められていない席(first-class carriage)に座っていました。

All natives do travel in the van.すべての現地人はバンで移動することになっていた。→first-class carriageとvanが比較されています。だから、答えは鉄道の意味が入っている4となります。

選択肢も、第一段落の単語も非常に難しいので、不正解でも問題ないです。

(2)A

訳:しかし、彼はヒーローでは無いと主張する人もいる。

6段落訳:2年前、ガーナの教員と学生は主要な大学からガンジーの像を撤去しようとする運動をした。なぜなら、ガンジーはアフリカ人に対して人種差別的な発言をしたからだ。

となっているため、3が正解となる。

(3)A

He did it mainly for descendants of Indian laborers, who were working on South Africa's sugar plantations at the time.

彼は、それを、南アフリカの砂糖農園で働いているインド人労働者の子孫のために行った。

この1つ前の文章

訳:彼のその経験の後、ガンジーは非暴力的な手段で人種差別や弾圧を終わらせる運動を始めた。

とあることから、ガンジーが行ったのはnonviolent meansと言うことがわかります。

nonviolent はnon+violentと分解して、否定+暴力的と言う意味を推測します。家庭内暴力DV=domestic violenceのviolence からviolentの意味を推測するのも良いでしょう。

また、means:手段は重要事項です。

頻出ですので、しっかり暗記しましょう。

(4)A

設問文He thought...below.

直訳:インド人とヨーロッパ人はjoined at the hipで、アフリカ人は一歩下にいる。

つまり、インド人とヨーロッパ人は同じレベルで、アフリカ人は下であると言う意味ですから、答えはvery closeとなります。

(5)B

最終段落

訳:ガンジーの支持者は(5)抵抗という彼の哲学が成長し続け、すべての南アフリカ人の不平等を終わらせる戦いをする新世代の活動家を助けることを願っている。

ガンジーの抵抗方法は非暴力ですので答えは3となります。

relevant:関連した

racist :人種差別者

barbaric:野蛮な

(6)B

1:訳 ガンジーはインドに戻り、非暴力抵抗運動を21年間続けた。

→4段落1文目、21年間南アフリカに滞在しているという記述があります。インドで、抵抗運動をしたのは事実ですが、21年間は間違いです。

2:2年前、南アフリカの学生がガンジーの像を撤去する運動をした。

→6段落1文目、students and lectures(学生と教員が)となっているため、不適切です。

この手の引っかけ問題は大問4の(5)選択肢1と同じで、頻出ですので気をつけて選択肢を読むようにしましょう。

3:ガンジーはアフリカ人がインド人より劣っていると考えたことはなかった。

→問4であったように、ガンジーはアフリカ人がインド人より下だと考えていました。

inferior to〜:〜より劣っている

superior to〜:〜より優れている

senior to〜:〜より年をとっている

これら、ラテン比較級と言われるもので、比較級で使用されるthan ではなく代わりにtoを使用するものです。(意味は同じ)

語尾がorであることが特徴です。

また、prefer A to B:BよりAが好きだ。も頻出ですので、しっかり覚えておきましょう。

4:ガンジーはアフリカ人が野蛮人であるという間違った固定観念を持っていたことを認めたという人もいる。

→8段落1文目と一致します。

大問6

(1)A

you had better not sit up late.

had betterを否定する場合、notはbetterの後ろにきます。

had better:〜した方が良い、で1つの助動詞として暗記すれば良いです。

(2)C

how would you like your furniture arranged?

how would youの後には動詞の原型がきますから、likeで確定します。

arrangedは過去分詞形なので、likeの後ろにおくことができません。したがって、your furnitureを後ろから修飾します。

(3)A

she talked as if she knew my secret.

まるで〜のように:as if

仮定法の範囲で学習します。

(4)A

let's find a quiet place where we can talk.

let'sの後は動詞の原型がきます。したがってfindで確定します。

can talk があることから関係代名詞か関係副詞の利用があるかなと推測し、選択肢にはwhereがあるので、whereの後は主語述語の揃った完全な文がきます。よってwhere we can talkが完成。

後は、先行詞placeをwhereの前に持ってくれば回答できます。

(5)B

I prefer living in the country to living in the city.

出ました。比較級でthanの代わりにtoを使用するシリーズ。

preferを見た瞬間にtoを探します。選択肢にはto living しかありません。

問題文は都会よりも〜となっているので、to living in the cityとなります。したがって、前半部分はliving in the countryになります。

比較級において、toやthanでAよりBの方が〜となりますが、AとBには同じレベルの言葉が入ります。

りんごとバナナを比べることがあっても、りんごと宇宙人を比べることはないでしょう。

以上、2020年大和大学公募制推薦入試前期(11/14)の解説でした。

何か不明点、解説がわかりにくい等ありましたら、連絡ください。

大和大学英語対策