中小企業診断士2次試験勉強法!【2020年度合格者が紹介!】
こんにちは。2020年度中小企業診断士2次試験に合格したのりおです。
今回は、中小企業診断士2次試験の勉強方法を紹介します!
「2次試験の勉強方法がわからない。」「どの参考書で勉強すればいいの?」といった疑問を解決します。
1次試験の勉強方法はこちらから。
さて、私は独学で2019年4月から学習を開始し、2020年に1次試験、2次試験と合格しました。一方で、2次試験の対策を始めたのは2020年の9月からですので、実質2ヶ月ほどで合格点に乗せることができました。
つまり、これよりも長い期間を勉強に当てることができるのであれば必ず合格を掴みとることができます!
それでは、実際に使用した参考書とその順番を紹介しましょう!
絶対に最初にやるべき!TBC速修2次テキスト
・2021年度版 速修2次テキスト (TBC中小企業診断士試験シリーズ)
この参考書を1番最初にやって本当に良かったと思いました。2次試験は模範解答が無いために
独学することが難しいと言われています。私は診断士ゼミナールを受講していたため、動画講義で2次の解説などを聞いていましたが、それはその問題にしか対応できないじゃん!ということが多々ありました。
しかし、TBC速修テキストは違います。
知識を軸に解答を作成する。これが本当に役立つ考え方でした。
実際に2020年度の事例1では、「どのように情報システム化を進めていったと考えられるか」といった、ヒントが与件文に全然無い問題がいくつか出ました。こういった問題に対して、何を書くべきか自分の頭で考えられるようになったのは、間違いなくTBC速修テキストのおかげでした。
最初にやって、どういった方向性で勉強を進めていけばいいかがわかって本当に良かった。
(※ちなみに、抽象化ブロックシートは暗記しておりません。理由は後ほど)
ほぼ全受験生が使っている!ふぞろい10年分!
お次はこちらです。ふぞろいな合格答案。お値段が5000円するだけの価値はありました。というか、こいつが無かったら絶対に合格できていない。
こちらの参考書、キーワードごとに採点できるようになっているのが素晴らしいです。
正直最初は文字数がどうとか、文のまとまりがとかどうでもいいです。それよりも、どういったキーワードを入れようとしたかが大切です。ここで9割勝負は決まっています。
このキーワードを思いつく力を鍛えること。これがふぞろいだと非常にやりやすい。
そして、これが抽象化ブロックシートを暗記しなかった理由です。正直、ふぞろいのキーワードを覚える方が実用性が高い。
ちなみに、10年もいるの?ふぞろいな合格答案とか答案分析でもいい?みたいに思うかもしれませんが、10年は余裕で入ります。合格答案も無駄ではありませんが、10年分の方が中身が濃いです。
事例4はこれで対策完了!30日完成事例4問題集!
・2018年改訂版 30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集
私は簿記2級を持っているのですが、簿記ではキャッシュフローも安全性分析などもしないので事例4に関してはほとんどそのメリットは活かせません。
実際、私は事例4が壊滅的に出来ませんでした。試験3週間前の段階で事例1から3が60点を超えることがポツポツとあったのに対して、事例4に関しては40を超えることがポツポツといった状況でした。笑
さすがにやばいと思ってたくさん調べたところ、意思決定会計講義ノートが良いという噂を聞いたのですが、こちらは簿記1級に対応していて全てをやるのはオーバーワークとのことでした。
私はそもそも苦手を解消したかったので、30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集にしました。口コミではこれだけでは不十分とありましたが、苦手解消にはちょうど良かったです。
最後の実践問題!ふぞろいな答案分析5!
・中小企業診断士2次試験 ふぞろいな答案分析 5: ふぞろいな合格答案 総集編
先ほど紹介したふぞろいな合格答案は「ふぞろいな合格答案」という本の1から10の総集編となっています。2017年度までの問題が掲載されています。そして2018年度、2019年度の2年分が掲載されているのがふぞろいな答案分析5になります。
10年分で実力を養って、この2年分で力試しといったところです。
以上が、私の独学合格に使用した方法です。まずは王道を通って欲しいと思います。その他の細かなテクニックなどは今後紹介していきます。