kononori-blog

ブログ移転しました。新ブログを見て下さい。

大和大学2021年度公募入試英語は難しかった?塾講師が徹底解説!

f:id:norio-kamen:20200927005738p:plain

こんにちは。塾講師ののりおです。

昨日、令和2年11月12日は大和大学公募制推薦入試でした。受験生の皆様はお疲れ様でした。

試験当日中に、問題をフォロワー様から提供していただき、すでに英語のマーク式の解答速報を発表させていただきました。
大和大学2021年度公募制入試英語

今回は、2021年度の英語マーク式は難しかったのか、はたまた簡単だったのかを、過去問を5年分、10回以上を全て解いた私が講評しようと思います!

2021年度大和大学公募前期の英語は難しかった??

結論から言うと2021年度の大和大学の公募制入試の英語は難しくなりました!

個人的には、これまでの中で最も難しかったと思います。私ですらそう思うのであれば、実際に入試会場で受けていた受験生は相当キツかったと思います。

間違いなく、入試の難易度を上げた問題作成でした。

きっと、問題作成者が変わったか、問題作成の方向性を変えたと思います。

 

それを感じたのは、大問1の2,3、大問2の1,2、大問3の1,2,3、大問5の1,4、大問6の1,2あたりです。

まず、イディオムに関しては非常に難しいものが出題されました。これらはほとんどの受験生が暗記していないはずです。関関同立レベル以上のものが出題されました。

これに関しては、確かに過去にも100点阻止問題的な意味で非常に難しいイディオムの出題はありました。しかし、それは多くても2題程度でした。

2021年度は例年に比べて、100点阻止問題に相当するレベルの問題が非常に多く出題されたため、難化したと判断しています。

 

また、これまでの大和大学では答えのフレーズを知っていたら解けるような問題が多かったのに対して、2021年度の問題は消去法で解く必要がある問題が増えました。

例えば、大問3の1では閉店する=closed downが解答ですが、これを暗記している受験生は少ないと思われます。それよりも、空欄直後のlast monthを手掛かりに、空欄には時などを表すat,on,tillが入らないと言う判断で解くのが正攻法です。

また、大問6では強調構文が出題されたり、such that構文の難易度の高いバージョンが出題されたりと、大和大学レベルの学生にはかなり難しかったと思います。

 

今回の英語では高得点争いではなく、基本問題をしっかりと得点できているかが合否の分かれ目となりそうです。

また、英検2級などによる最低点保証がある人はかなり有利になると思います。個人的には得点調整が無ければ、平均点は50点台だろうと予想されます。

確かに、難易度の高い問題の割合は増えましたが、基礎を固めれば、間違いなく合格はできるような入試問題にはなっていました。

これから一般入試も控えている人はきちんと間違いなおしをして、今後も頑張ってほしいと思います。 

 

令和2年11月14日追記

2021年度大和大学公募制英語の分析をしたところ、私も予想できなかった新傾向が見つかりました。今後、一般入試などで大和大学を受験するならば絶対に知っておくべき内容です。ぜひ見てみてください。

2021年度の公募制の傾向の難化の原因を解明!対策方法を紹介!