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【受験生必見!】共通テスト英語リーディングで高得点を取る方法!

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こんにちは。塾講師ののりおです。

大学受験はセンター試験から共通テストへと変更され、英語のリーディングはセンター試験とは大きく出題傾向が変わることになりました。

多くの人が「時間が足らず、大問5や6までたどり着かない!」「時間配分が難しく、得点が安定しない!」と感じているのではないでしょうか。

今回は、塾講師の私が共通テストのリーディングを解く時に気をつけるべきポイントを3つ紹介しましょう!しっかりと意識すれば、得点が1割、2割と上がること間違いなしです!

 

共通テスト英語リーディングの対策方法3選! 

1.流し読みと精読を使い分ける

共通テストを解いたことがある人はわかると思いますが、共通テストのリーディングの特徴は長文の多さです。

近年のセンター試験の単語数は4000語程度でしたが、共通テストでは5000語を超えます。めちゃくちゃ多いですよね。

英語が苦手な人にとってはうえに、問題が難しい上に量が多くて本当にたいへんです。

私の予想では、時間内にきちんと終わる人であれば、偏差値60は十分あると思います。

一方で、 センター試験で80%以上を獲得する層、いわゆる難関国公立大学、早慶MARCH、関関同立などを目指す層にとっては話が違います。

実は、センター試験よりも共通テストの方が高得点を狙うことができます。

さっきまで、難しくなったと言っていたのに話が違うと思われるかもしれませんが、よく理解してください。

実はセンター試験で80%以上を安定して得点する層は、長文問題は90%以上の正答率を確保しています。一方で、センター試験で難しかったのは発音・アクセントや文法問題だったのです。一見、アクセントや文法の方が簡単なように思いますが、その範囲で高得点を獲得するには、文法やイディオムなどかなりの暗記量が必要となるため非常に難しかったのです。

そういった理由で、共通テストのリーディングは長文問題のみですからかなり高得点が期待できます。

 

さて、私はビジネス英語試験のTOEICを勉強していましたが、実は共通テストはTOEIC的な難しさがあります。特徴は、圧倒的な英文量でありながら、選択肢は意外に簡単であるということです。

大事なことは、ポイントをおさえながら早く読むことです。

 

そのために必要なのが流し読みと精読です。

流し読みとはその通り、さらっと読むことです。とくに英語が苦手な人は返り読みをしてしまいます。そういった人はこちらの記事で英語の基礎力をつけてください。

長文の本文はできるだけ一通り早く読むことを意識する一方で、問題やその選択肢に対しては、精読することを心がけます。長文が読めたのに得点が伸びない人は、選択肢で引っかけられやすい傾向があります。二重否定や、主語と述語の対応が適切であるかなどがよく狙われます。

2.選択肢の判断を早くする

共通テストは本当に時間が無いので、選択肢の判断は早くしましょう。もちろん、流し読みするのでは無く、精読をしてです。

コツとしては、選択肢を読むときに、消去法で解くのではなく、正答を選ぶのが良いです。

具体的には次のようにします。

選択肢aを読んで、明らかにまちがっていたら×で次の選択肢へ。

次の選択肢が△つまり、言っていたような、言ってなかったようなよく分からない場合は、本文を探すのではなく次の選択肢を読みます。

そうして、正しい選択肢があれば、それを選びます。

こうして、△の選択肢の正誤を確かめるのではなく、正しい選択肢にいち早く辿りつくことが必要です。

多くの人が、判断のつかない△の選択肢が出てくるとすぐに本文に探しにいってしまいます。(昔の私です。)しかし、これは非常に時間をつかってしまうのです。とくに、その選択肢が本文で書かれていない場合は、サイアクですね。

 

もし、正しい選択肢が見つからず△の選択肢が複数出てきた場合は、本文の該当箇所が予測できているなら、本文に戻って、確かめをする。本文の該当箇所が予測できない場合は問題を飛ばして、次にいきましょう。やはり、時間配分が非常に重要なのです。

3.見直しの時間を確保する

再度言いますが、問題と本文の難易度自体はそこまで高くありません。

しかし、時間制限が厳しいために必ず、読み間違いや解釈の間違いが生じるでしょう。

そのため、見直しの時間を確保することが必須です。

見直しの時間を確保するために、流し読みと、選択肢の素早い判断が必要となります。

また、見直しをしたい問題にあらかじめ印をつけておくと良いでしょう。 

しかし、共通テストの場合は、解けたと思った問題が、実は焦っていたために解釈を間違えていたというミス多くなります。

そのため、自信がない問題よりも、自信がある問題の方が意外と不正解があることとなります。

特に高得点を目指している人は、できれば、2周問題を解く勢いで回答することが求められるでしょう。

いずれにせよ、英語が不得意な人にとっては受験することがさらに辛くなるテストになりました。

しかし、英語が得意な人にとっては難しい文法問題などが出題されるセンター試験よりも高得点が狙いやすくなりました。

この新傾向をプラスに捉えられるように、音読など、読む速度に着目した勉強をしましょう。

 

以上のポイント3つを使えるようにし、高得点をとって志望校に合格しましょう!ポイントを知ったら、あとは演習あるのみです!共通テスト英語リーディングに役に立つ実践式問題集はどれを選ぶべきかはこちらの記事で紹介しています!

共通テストで高得点をとるならこの参考書!