令和2年度中小企業診断士2次試験は難しかった?
こんにちは、塾講師ののりおです。
本日、2020年10月25日は中小企業診断士の2次試験でした。受験された方は本当にお疲れ様でした。
今年は一次試験を合格した人が多いので、2次試験は7000人ほどと予想され、合格者は1000人程度なので倍率は例年より高いでしょう。
私の会場では200人ほどでしたが、出席率は高く、中高年の方が本当に多く(怖かったです笑)
さて、Twitterのサーチや各種予備校の解答速報を加味して総評とポイントをまとめておきます。暇つぶしに見ていただければ。
(随時更新していきます)
事例1
問1 地域経済活性化と企業グループ全体の事業拡大
問2 技術やノウハウの伝承
問3 暗黙知→形式知、明文化
問4 コミュ力、提案力
問5 教育体制、評価体制、非正規
個人的に問3が難しすぎたのですが、もしかしたら過去問の中に似たような例題がありそうな気がします。問5は多角的にどれだけ詰め込めたかがポイントに思います。もう少し時間があれば得点を伸ばせたと思いますが、問3で余裕がありませんでした。
事例2
ハーブを自社工場で乾燥させて、本州に送りこむ企業()
問1
問2 取引先を分散、
問3 新市場開拓戦略
問4 双方向、ニーズの収集→商品開発
問5
LECの講評では問3の新市場開拓戦略をミスると不合格待ったなしとなっていますが、私は多角化戦略にしたので試合終了です。Twitter上では意外と多角化もいらっしゃいます。きっと、みなさん迷ったと思います。中小企業のくせに多角化は生意気やな、新製品と言えば新製品やし、これまでも開発していたと考えれば既存製品やし、意見分かれるのも納得。
問5は農業体験と生のハーブを食べてもらうことにしました。島の活性化できてよくないですか?大都市圏の女性に農作業!
事例3
問1 強み:技術と生産体制、弱み:納期遅延、技術差
問2
問3 生産統制、標準化、
問4 技術力強化、営業強化
文字数多すぎと、営業と技術の切り分けが難しい。
事例4
問1 良:粗利益、売上債権回転率
悪:経常利益、負債比率、有形固定資産回転率
どうチョイスするかが難しいです。与件重視or収益性効率性安全性で1つづつor数値重視で回答が変わります。
問2 78.75百万円 92.81百万円 55.46百万円
問3 100百万円の負ののれん発生益
問4 4.31%2.55%4.18%
難しいというかなんというか、問1で出鼻を挫かれる感じでした。事例4が激ムズという意見が多いです。私は訓練不足の時間不足を実感しました。時間なさすぎて、c欄に1,2,3のどれかを当てずっぽうで記入する暇すらなかったです。負ののれんは簿記で学習したのでいけました。よかった。
再現答案記事の作成しました。
・令和2年度中小企業診断士2次試験事例1、再現答案を作成! - のりおの勉強日記
・令和2年度中小企業診断士2次試験事例2、再現答案を作成! - のりおの勉強日記
・令和2年度中小企業診断士2次試験事例3、再現答案を作成! - のりおの勉強日記
・令和2年度中小企業診断士2次試験事例4、再現答案を作成! - のりおの勉強日記