ただよび、日本史&数学が開講!1回目の授業の様子は?
こんにちは。塾講師ののりおです。
ついに、ただよびの日本史と数学の授業が始まりました。
1回目の授業から各講座の方向性が見えてくると共に、抑えておくべきポイントも見えてきました。
この記事を読むことで、今後のただよびの上手な使い方がわかるようになります。参考にしてください。
数学Ⅰ高校数学基礎講座
2020年10月6日から配信が始まったのは数学Ⅰ高校数学基礎講座です。
全72講で、月曜から木曜に更新されるので、早くても2月上旬に配信完了すると考えられます。ボリュームが多いように思いますが、1つあたりが10分ですので、合計720分、12時間程度の内容になりそうです。
基礎講座とあるように、第一回目の講義では教科書の基礎の部分からの解説となりました。
担当は
YouTube好き塾講師の私の視点としては、谷口先生の声の抑揚が上手なこと、切り替えのタイミング・メリハリが良いと思いました。そして、序盤から訂正がありましたが、テロップや効果音などの編集が上手だと感動しました。
コメント欄では永島先生に関するものも散見されました。意外と、情報が回っていないようですね。
永島先生はもう少し標準〜入試基礎レベルの問題を扱っていたこともあり、基礎講座のレベルが低くて拍子抜け、という人も多かったでしょう。
長期的な目線で考えると、来年の新高校1年生が数学1Aの基礎講座を見れるよう計画を決めているのではないでしょうか。受験生に向けて、冬休みなどに入試問題や共通テストに関する講座があがれば嬉しいですね。
数学は範囲が膨大なため、一通り揃えるだけで相当な労力が必要になります。正直な感想としては、講師をもう1人追加して基礎と入試標準レベルの2つの講座、欲を言えば数学3の講義の充実など、まだまだやって欲しいことはあります。YouTube上で運営するので、経営的な側面から限界はあると思いますが、もっと盛り上げていきたいですね。
高2で心機一転し勉強する人が、高1の範囲をただよびでさっと確認できるような感じになれば、めっちゃ良いなと思います。
日本史
日本史は
まず、良いなと思ったのは、いきなり講義が始まるのではなく、
動画時間が10分程度ですので、1つの大きな軸を中心に話が展開されるようです。今回は地球温暖化に伴う海面上昇がキーポイントでしたね。こういったように、軸を中心に用語の暗記をすると比較的多くの知識を覚えることができます。
しかし、入試直前となると暗記のゴリ押しに頼る方が高得点につながりやすいので、バランスが難しいですね。改めて、歴史系の先生の難しさがわかってきました。
さて、私は世界史選択だったので初めて日本史の講義を受けてみましたが、このスピード感だと網羅性はあまり期待できなさそうです。一方で、論述対策にはかなり有効だと思います。今回のように、軸を中心とした話がテンポよく紹介されれば、丸暗記に頼らない学習になり、知識の定着もよくなりそうです。
これからの講義にも期待ですね。